第4章 音の未来
ライブが終わった後
私達は四葉 洋祐の楽屋に行った
ファンがキャーキャー言ってるのを通り抜け
私達は何とか聞くことが出来た
『あ、あの四葉さんですよね?』
『はい、そうです』
『前からずっとファンでした!』
『それは、ありがとうございます』
『一つ質問させて下さい!』
『はい、良いですよ?』
『アナタはこのストーンを持ってますね?』
私達はprismストーンを出した
すると、彼は黙ってしまった
『そうだ君達、明日楽屋に来て下さい
そしたら話ますから…』
『分かりました!』
そう言って私達は楽屋から出た
そして次の日
私達は楽屋に来た
そこで、彼は待っていた
『さて、そこに座って下さい』
『は、はい』
『えっと、prismストーンは確かに持ってます…師匠がくれたので…』
『その師匠とは?』
『坂之上 結布』
坂之上 結布…どこかで聞いた気が
『とにかく、その師匠に貰った』
『その人は今も居るのですか?』
『ああ、居る』
その時ノックがした
『洋祐?居るかねぇ?』
『はい!居ます』
(ガチャ
開けるとおじいちゃんが一人立っていた
『このお方が坂之上師匠です』
『アナタが坂之上師匠ですか!』
『そうじゃ…!?お主ら何を付けておる』
『えっと、prismストーンです』
『ぷ、prismストーンじゃと!?』
『は、はい…』
『もう、繰り返さないはずだったんじゃがな…』
『えっと、どういう?』
『昔、六人の戦士が立ち上がったんじゃ
それで、その宝石は念を込めて封じてあったのじゃが…』
『てことは、僕のは?』
『そうじゃ、洋祐のはワシの念が込められている…音楽のな…』
『じゃあ、私のは…』
『お主は、梨子ちゃんのじゃな』
『じゃあ、俺は?』
『お主は星夜君のじゃ』
『じゃあ、私は?』
『お主は……祐さんのじゃな』