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体力の代わりに
第7章 青城戦
神様の悪戯はあまりに理不尽で
むしろ笑いたくなるくらいだった。
(このサーブ成功したら奇跡だよな)
聞かれていればだいぶ失礼な内容。
まだ、“自分”は中に抑え込めている。
ピッ!!
ホイッスルが鳴り響く。
日向くんはその音に動揺して
ボールを本来上げるべき高さまで
上げることが出来なかった。
ヤバイ
そんな顔だったが、時すでに遅し。
ボールが目指す先は――
『あーぁ』
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