第7章 青城戦
そこに、明梨ちゃんと、数人クラスメイトがいた。
中「すごいね流凪!」
『え?え?何?』
中「ピアノだよピアノ、あの後も
見た楽譜すぐ弾いちゃうし、間違えないし」
女「途中で目つむったときは、
びっくりして歌うの忘れちゃった」
男「俺も、テレビでも見てるみたいだった。
なんか、非現実的っていうか」
『そ、そうかな。ありがとっ』
こっちでも褒められるとは・・・
なんか、うれしい。
自然に明梨ちゃんが後ろに回ってくれて
車イスが動き出す。
そのあとも、みんな私をべた褒めしながら
教室に戻った。