第7章 青城戦
体育館
今日はキャプテンと司令塔で決められた
ポジションの発表だった。
なんだか面白い事が起きそうな組み合わせで
私もワクワクした。
が
案の定、影山くんの無神経が発揮され、
日向くんがショートする
という自体に見舞われた。
『日向くん!?』
こんなんであのポジション
大丈夫かな・・・と思いつつも
タオルをぬらして持ってくる。
車イスから降りて
日向くんの横に座り、おでこから目にかけて
タオルを置く。
日「・・・ん」
数分後、影山くんが軽く叱られている最中に
日向くんは目を覚ました。
『大丈夫?』
日「うん」
『良かった❀』
日「あ、ありがとう///」
澤「よーし!じゃあ練習だ!!」
今日もここでは青春が刻み付けられていた。