第9章 ライバル

急に黙り込む二人





どうしたんだろう、と思いながらも






声をかけられないまま







二人とは離れていく道が近づいてくる










あなた「あ、私こっちだから！」









月島「もう遅いし、送るよ」











あなた「ううん！すぐそこだから！

ありがとう」








月島「・・・っ。



わかった。じゃあね」








あなた「ばいばい！忠くんもまた明日ね！」









山口「あ、またね！」










足早にさっていく







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が帰ってから・・・






月島「山口、お前・・・」
















山口「ん？な、なに？」











月島「好きな人、いるの」










山口「え、えぇ！？そんなわけっ！


め、珍しいね！？ツッキーがそんなこと聞くなんて！」










月島「僕さ、好きな人ができたんだけど」















山口「そ、うなんだ」













月島「お前も、じゃないの？」











山口「・・・無理だよ」










月島「ほら、やっぱり」













山口「好き、だよ・・・

ちゃん　のこと・・・


ツッキーもなんでしょ・・・？」









月島「・・・そうだよ」










山口「日向もさ、きっと好きになったよ・・

今日見ちゃったから」










月島「僕も見てたら日向も目に入った」








山口「へこんでたのが一瞬でパアッってなったからね


あーあって思ったよ」











月島「3人か。これ以上増えられても困るんだけどな」









山口「困る・・・？」













月島「僕はを奪うから」











山口「・・・っ」














月島「影山とか先輩とか、こられたら迷惑なんだよ











・・・山口、お前も」











山口「僕だって・・・っ」










月島「僕たちはもう


ライバルなんだよ」