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サヨナラの記憶
第1章 プロローグ
4月1日ー 僕は、桜の木を見ると今でもあの日のことを思い出す。初めて出会った日が丁度こ の日。真っ白でひらひらとしたワンピースに身を包み柔らかで眩しい日差しを浴び 優しく微笑んでいる。桜、それは僕にとってかけがえのない存在。僕のことを抱き しめてくれて色んな事を教えてくれて「好き」って言ってくれる。優音滴、今でも 君は僕の事を覚えていますか?そして、今でも僕の事を愛し、優音滴の光輝く歌声 を聞かせてくれますか?
僕は今でも優音滴の事が好きで″愛″しています。
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