誰よりも君で。heiji×kazuha恋物語【名探偵コナン】
第10章 2人の願い事
あまりに突然だったので平次は驚きみるみるうちに顔が赤くなってゆく。もちろん平次の目の前にいる和葉の姿は上半身ブラジャー姿。
「和葉っ…んっん…」
熱く柔らかい和葉の唇を徐々に平次は奪っていった。お互いの顔と肌が柔らかく神妙に触れ合う。平次は和葉を布団に押し倒し馬乗りになった。そしてキスしながら和葉の後ろに手を回すとブラジャーのホックをはずした。
「んっ…っふぁっ。ちょい待ち!平次っ!」
「な…何や?」
「なんっか明るい気ぃーする」
和葉は胸元を隠して言った。それを聞いた平次はランプの明るさを落とした。
「これでええか?」
「いやっ。もう少し」
「じゃあこれぐらい…」
「アホ~。明るすぎ」
「これか…?」
「うん。それがええわ」
ランプは完全に消え、お互いの姿があまりよく見えない。
「なぁ。暗すぎるんとちゃうか?俺、和葉んことあんまよーみえへん…」
「それの方があたし的に有り難い」
そうしているうちにだんだん目が慣れてきてお互いのことがはっきり見えるようになった。しかし、和葉は真っ赤な顔をして胸を手で隠している。
「和葉。ちょうその手ぇどけんか」
「え~。やってぇ恥ずかしんやもん」
「大丈夫やて。ホラ」
平次はそう言ってゆっくりと和葉の手を胸からはずした。
「ひゃ…っ」
(めっ…めっちゃくちゃ綺麗やんけ…。混浴風呂の時はあんまし和葉の胸見てないから分からへんかったけど…おまけに今の和葉の恥ずかしがってる顔、ムッチャかわええ…)
あまりの和葉の可愛さに見とれながら首筋をたどり胸へと平次はキスした。
「ふぁ…っ。 平っ…!次っ…!」
「和葉…。好きやで…っ」
「あたしも…」
再び唇を和葉と平次は重ね合わせた。口の中で舌が絶妙に絡み合っている。
「ん…くぅッ…ん…」
平次は自分の手を和葉の胸に当て胸の頂点をクルクルと転がしていった。
「ひぁんっ…平次ぃ…そんなことされたらあたし…イっ…イってまうよぉ…」
「和葉んことイかしたるっ…」
さっきよりも勢いを強め胸を刺激した。
「は…っ!ぁっ…!ん…っ!平…次…っっ…!」
和葉は体をビクつかせた。
「和葉っ…俺も…ヤバいっ…い…挿れるでっ…和葉っっ」
「へっ?!…優しくしてな」
「あぁ」
ピクンッ-
「 イっ…ク…ぁ!和ぁ…葉っ…」
平次の体は痙攣したように波打った。そのまま腰を揺らせる。