• テキストサイズ

Dye D? <番外編 丸山>

第11章 夢


誰かが、僕の棺を叩く。

安田「マル、まだ寝てるん?」

僕は怠そうに起きた。

安田「なん、マルが寝坊なんて、珍しいなぁ」

そう言うと嬉しそうに笑った。


丸山「..夢を見てて..」

僕は照れくさそうに告げた。

そう、長く幸せな夢を....

安田「そうなんや、早く行くで、みんな待ってるから」

そう言うと部屋を出ていった。


彼らに人間の時の記憶はない。


彼らに牙を立ててから、僕は誰かを襲うたびに

あの日の自分を思い出すのだ....

何よりも大切な、天使たちを闇に引きずり下ろしたあの時のことを...

僕の重い罪を....

彼らと一緒に過ごし、永遠をかけて罪を償うつもりだ

神が許さなくても...

しかし彼らは、
僕との契約をいまだに守ってくれている。

あの日からも、
僕は泣き虫のままだが、孤独ではない..

彼らの仲間になったあの日から...

これからも、永遠に....

END
/ 20ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp