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第1章 ずっと貴方といられたら
帝光時代、全国大会が終わり僕が部活を辞めて少したった頃まで、僕の家には僕が生まれた頃からずっと一緒にいる黒猫がいました。
真っ黒な漆のように艶やかな毛並み、アーモンド型の大きな金色の瞳。
僕が言うのもなんですがとても美人な猫でした。
でもある日を境に彼女の姿がどこにも見当たらなくなりなさました…───
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