第11章 探検(序章)
それから船に乗り込んで、
伝説の島まで行くことになりました。
その船の中で、
ケイトさんは山に洞穴を作った時に出した土を売り
その時の金額が、1京円だったことを暴露しました。
そして
その九割を90万箇所に分けて寄付したそうです。
要するに9000兆円/90万箇所=100億円/1箇所
一か所に100億円寄付したんですね。
その事実を知った時、イギリスさんは卒倒しました;
ケイト「あはは^^外国人って気絶するのが趣味なんだね^^♪」
日本「あえて言うなれば、普通の反応です;」
金と銀と木で作られ、ダイヤモンドでできたガラス。
宮殿と民家、外見は金のみ。その外壁の厚さは5m。
らしいですが…
今の所、空間がまだ違うため無理とのことです。
今まで力を使わずに生きて来たらしいですが
(アメリカさんへ純金の結晶を渡す時以外)、
まだ、空間を戻すには値しないとのこと。
ロシア「ねえねえ、
空間を元に戻すには、どうしたらいいのかな?」
ケイト「それは…
空間を揺るがすぐらいの超高密度なエネルギーが必要に;」
日本「そういえば、
『父上の神器の中で千年の眠りについて(出会い(イタリア・ドイツ編)参照)』と言っていましたが…、
神器とは一体?」
ケイト「私は、紀元前286年生まれ。
814年から千年の眠りについていた。
自然を自在に扱いこなす力は、
自然を愛し、大切にし続け、護り続けるようになった年
紀元前五万年から、紀元前四万五千年になった時
ようやく、与えられた力なんだ。
その扱いやすさは、
全身から感じやすく、生み出しやすい順だ。
風、火、水、雷、光。
扱う時は、そのエネルギーを凝縮しながら使うんだ。
体で感じ、それに己の心を投影させ、
自然と同調させ、自在に扱いこなす。
そして、そのエネルギーを凝縮させた時の密度が
物質の密度を越えた時、初めて神器となって姿を現す。
その武器は自然の力を有し、各々に合った武器になる。
それと使い手自身が一体化することで、
神と同じ境地の強さに辿り着くという伝説がある。
それを信じて、一体化してから…
邪神と私だけがいる空間を違う空間にさせて、
邪神を追い出すことに成功したんだ。
その時、一人だけ外国人巻き込んじゃったけど;
そして今も…まだ、力は回復し切ってないんだ;」