第9章 出会い(アメリカ編)
1945年8月15日
第二次世界大戦、終結
その後、アメリカさんが日本さんの所へ訪れに来ました。
アメリカ「やあ、日本!」
日本「こんにちは、アメリカさん(お辞儀」
何事もないように挨拶し合う二人でしたが…
ケイト「怒震)よくも…よくも、日本をいじめたなーッ!!!!」
ぶおんっ!!(襲い掛かる)
アメリカ「うわ!;危ないじゃないか!;」
そっちがその気なら、と銃を構えて撃つも
全て脇差で叩き落とされ、体術に。
アメリカ「凄い…俺と互角以上に渡り合えるなんて…)君、一体何者だい?」
ケイト「日本の最終兵器だ!!!!」
そう再び襲い掛かろうとするも
がしっ
日本「やめて下さい!これ以上争うのは…」
それを羽交い絞めにし、押さえ込む日本さん。
ケイト「っ;…なんでだ…なんで私を出させてくれなかった…
出させてくれていれば
1000だろうが、10万だろうが気絶させるのに;
それを倒す力が、私にはあるのにっ;
…何で…何で、護りたいのに!
力にならせてくれなかったんだよ!!;
…バカ;;」
そう言いながら、涙をこぼす。
アメリカ「!…まさか、イギリスやフランスを
圧倒した小さな子供って…君だったのかい?」
ケイト「そうだよ…一人でも、それぐらいできるのに;
ばっ(日本の腕を払う)
なんでなんだよ、日本!!!!;;」
日本「…本当は、解っているはずでしょう?
あなたが、表に出れば…どれだけの危険が」
ケイト「拳握る&震)…もどかしい…
力があるのに…出さえすれば、勝てたのにっ;
日本が、こんな目に遭うことも無かったのに;
護ることが出来るはずなのに…歯がゆいよ;
日本が、これ以上…死人を出させたくない;
誰にも、家族が減ることで
哀しみも苦しみも増やしたくないって;
だから降伏したってことぐらい、解ってるのに;
…止められないんだよ;
日本が大好きだから;護りたいから;;
私にも護らせてよ;;
何で…私だけ護って;;;
肝心の私には、力にならせてもくれないのっ;;;;(ぼろぼろ」
そう言いながら、ぼろぼろ両目から涙をこぼす。
日本「ケイトさん、堪えて下さい。
誰も、悪くないんです。もう、終わったんです。
今を、生きて下さい」
そう言いながら、
日本は、泣きじゃくるケイトを
優しく、抱き締めました。