第49章 それからの日常…
ロシア「そんなこと言っちゃ
ケイトちゃんに怒られるよ?」
日本「ですが…;」
ロシア「そんなに気にしなくていいと思うよ?
ここの人たちは
生まれてくる子供も
国民も
全てを家族のように思い遣ってくれるんだ。
その上、誰彼構わず大事に想ってくれる。
そういう人たちばかりだから…
ここにいたいって思わせられるんじゃないの?
つまり…
僕が言いたいことは…
いつも頑張って働いてくれたんだから
恩返しさせないと呪っちゃうよ♪ってこと^^(黒にっこり」
ずももももももも
そんな音が聞こえる中…
日本「ああ;笑顔がとても黒いです;(あわあわ)))
あ、ありがとうございます;
では、お言葉に甘えて休ませていただきます;(汗&震え」
ロシア「それでいいんだよ^^
ずっと昔から、そうやって支え合い続けてきたんだ。
自分のためだけでなく、人の為に。
互いのために、尽力で動き合う
さも、当たり前のように…
それ以前から
そうすることが
ここでの『常識』になっているように…
そういう国民性が
『自然の力』を身につけることを、神様から許されて
あまつさえ
『神の力』まで身につけることを許されたんだから^^」
日本「…
そうですね(微笑」
ロシア「そういえば
鍛練所も神殿も宮殿も出入り自由になってるよね^^
神殿の地下には、祖先たちの墓所があるんだっけ。
たまたまカルデラ湖になった時
まとめて、そこに移動することになっちゃって
結局、それからも
紀元前5万年からの祖先たちの墓まであるんだよね」
日本「ええ。
全く差別とかがない、いい国ですよね(微笑」
そう微笑む日本さんでしたが…
その顔がゆがみそうになる出来事が起こった…;