第48章 リハビリ修行
ケイト「ここじゃ危ないから
ご神木の所で修業しよう」
そう想ったケイトは
ご神木へと飛んでいきました…
プロイセン「よお!ケイト!^^」
デンマーク「お!?
ケイトじゃねぇか!!^^
ひっさしぶりだなぁ〜!!元気か!?(微笑」
ケイト「元気!^^」
デンマーク「そっがそっがぁ〜!^^
んじゃ、修業頑張れよ!(手を振る」
ケイト「そっちもね〜!^^(手を振る」
プロイセン「…
ケイト、体の方はもう大丈夫なのか?」
ケイト「うん。
痛みの方もなくなっているから!^^」
プロイセン「…そうか。
無茶はせずに頑張れよ(手を振る&微笑」
そうして
火の修業をしていた二人は、去っていった…
ケイト「…」
振り返した左手を下ろしながら
それを見て、過去のある思い出が
ふと、頭をよぎり…顔をしかめた…
『お前のような奴の居場所なんてないんだよ』
『何で俺たちが気を使わないといけねぇんだよ!』
『近付くなよ、化け物!!』
『話しかけてくるな、ばい菌!!』
『お前の存在自体が悪なんだよ!!(つばかけてくる』
ケイト「…
私は…
いるだけで悪なのか?」
それに対し…
返って来るのは…静寂のみだった…
ケイト「…
なんて言ってたら、日本が怒るな(苦笑)
そんな私ごと、愛している…かぁ(微笑)
日本…
皆…
本当に、ありがとう…
皆が居なきゃ…
絶対、くじけて…
闇に飲まれてた…
相手が悪いとか
私が悪いとか…
そんなの、関係ないんだ…
居るだけで、悪なんて言う存在はないんだ…
『本当の悪』って言うのは…
何かを傷付けても、何とも思わない。
その『心』なんだ…」
その後…
それに、そうだと応えるかように
邪気が、自身の意思とは無関係に出てきて
自身の体へと、まとわりついてきた…
ケイト「その答えに辿り着かせてくれたのは…
お前自身だけじゃない…今までの、全てのおかげだ。
百人いれば、その答えは百通りある。
百だけの、その人だけの考えや思いがある…」
そう遠い目をしながら呟くケイト…
考えをまとめるため
口に出す言葉…想い…
それらがようやく、形になり始めていたのだった…