第47章 ただいま療養中
ケイト「一発だけでいいから!」
ドイツ「ダメだ!」
ケイト「一発だけ!!」
ドイツ「馬乗りしてきてもダメだ!!」
ケイト「じゃあ殴るまで覆い被さり続ける!」
ドイツ「ダメだと言っている!!;」
即答し合いながら叫び合いまくる二人…
その声は、ドアの向こうにまで聞こえていたようで…
日本((ケイトさんとドイツさん?一体、何を?))
そぉ~
がちゃ
ケイト「一発!!一発だけでいいの!!
お願いだからやってよ!!!;」
ドイツ「ええい!!;
ダメだと言っているだろうが!!;」
扉を開けて飛び込んできたのは
ベッドにあおむけになるドイツさんに
馬乗りになりながら覆い被さり
『お願いだから、一発やって!』と
叫んでいるケイトさんでした…;
日本「な、なぜそんな話を!!!!??;(ガーン」
ドイツ「ん?日本」
ケイト「どしたの日本?」
日本に叫ばれ、気付いて
『その体勢のまま』振り返ると…
日本「わなわな)…」
そこには
青ざめながらわなわなと震える日本さんが…
ケイト「何で、そんなに青ざめているの?(きょとん」
ドイツ「どうしたんだ?日本」
それにいぶかしげな顔をしながら尋ねる二人…
日本「ベッドの上で、馬乗りになって…
覆い被さって…
ええ。言わずともわかります…
子供だとしても解るはずです!!;(わなわな震え」
二人『!!//;』←言ってる事の意味が解った
ドイツ「待ってくれ日本!これは誤解だ!//
確かに俺はケイトに惚れているが//(うつむく」
日本「いい所を邪魔してしまい
本当にすみませんでした!!(お辞儀)
失礼しました!!」
ばたんっ!!ぴゅぅ~!!
突如走り出す日本に対し
必死に追いかけるドイツとケイト。
『待って!!』『誤解だ!!』
そんな二人の声を小耳にはさみながら…
日本「不甲斐ない夫ですみませんでしたああああああ!!!!!!!!;」
二人『誤解だ、日本んんんんんん!!!!!!!!;』
叫び合う三人でした…
誤解が解けたのは
それから、数分後のことでしたとさ^^;
チャンチャン♪