第47章 ただいま療養中
あれから翌日…
未だに激痛が止まぬ中…
布団の中にいるケイトと
すぐ傍の椅子に座りながら
様子を見ている、日本とイギリス。
ケイトと日本の部屋
イギリス「…何で
俺がつかず離れずでいなきゃいけねぇんだ?;
引っ付いてた方が手っ取り早いってのに;」
日本「ダメです!!(ぷんぷん」
ケイト「日本が、やきもちやきだから^^;
痛覚を麻痺させられるの、イギリスしかいないじゃん。
雷を扱えるものでも、そうはいないし」
日本「私は光と風なので
イギリスさんほどうまくは扱えませんし…」
イギリス「解った;
にしても…
二人の部屋は、普通の部屋の二倍はあるな;」
ケイト「うん。ここでの普通の部屋は
横4.5m、縦6m、高さ3mだから…
横9m、縦12m、高さ3mだね」
日本「それにしても…
温かくて、眠くなってきますよね」
イギリス「ああ…眠いな」
ケイト「ふあぁ…ぐー」
日本「おや。眠ってしまいましたね」
イギリス「とか言いながら
何で動画で撮り続けてるんだ?;」
日本「いえ。お気になさらず」
イギリス「…日本」
日本「はい?」
イギリス「あとで、焼き増し頼むぞ//」
日本「頷く)はい。心得ています(微笑」
で…
そんな昼を過ごした三人でしたが…
イタリア「チャオ〜♪
パスタ持ってきたよ〜^^」
日本「おや、イタリア君。
お手数をかけてしまい、すみません(お辞儀」
イタリア「気にしないでいいよ〜^^♪」
イギリス「すーすー」
イタリアが何気なく
ケイトが寝ているベッドに腰かけると
そこには
寄りかかりながら眠る、イギリスがいました。
イタリア「あれ?
何でイギリスが寝てるの?」
日本「ケイトさんの痛覚を麻痺させてもらうため
私が呼ぼうとしたんですが…
それよりも先に、自ら来て下さったのです」
イタリア「わぁ〜♪
イギリスって、すっごくケイトちゃんに優しいんだね〜^^」
日本「ええ。
昔からそうだったらしいですよ^^
狙ってなければいいんですが…」
イタリア「大丈夫だよ。
こう見えても、紳士らしいし^^♪」
日本「そ、そうですね^^;」
能天気なイタリア君と
内心不安ながらに汗をかく日本さんでした…