第46章 3月21日
ケイト「何で…謝って…」
日本「ケイトさん…
その痛みも、傷も…
あの時、治せたはずなのに…
結局、出来ずにいた…
あなたが言うからには、何か理由があるのだと…
そう信じて下がり…
目の前の、苦しんでいるあなたを…
助けられるはずなのに、助けずに帰ってしまった…」
ケイト「何言ってるんだよ!
今、こうやって治してくれてるじゃん!!
おかげでマシになった!^^
動けるんだよ!ほら(微笑」
日本「しかし!!(拳握る」
ケイト「日本…?」
日本「しかし…
それにより、苦しむ時間を長引かせてしまった…」
ケイト「そんなこと思わないでいいんだよ。
だって、あの時そうしてくれたから
簡単に信じてもらえたんだ。
適確な機転を利かせて、引こうとしてくれた。
それだけで、十分に通じていたって思うんだ。
だからさ…
本当に、嬉しかった!^^//
親友として残ろうとしてくれたことも
私を信じて、引こうとしてくれたことも…
解ってくれていたからこそだって…
『全部、解ってくれてるんだ』って思ったし^^
それにさ…
こうも思ったんだ…
『本当によかった…
こんな痛み、皆には味あわせたくない』ってさ…
確かに、皆を巻き込みたくないっていう感情はあった。
それでも…
一番効率的で、すぐすんで…
被害も全く出さない方法はといえば…
これ以外、思いつかなかったんだ…
色々とひどいことも言った…
『もう二度と
皆と、仲良かった時の頃には戻れないかも』とも思った…
でも…
それでも…
皆の方が、何よりも大事なんだ。
だから…あぁした。
だから!…堕天する方法を選んだんだ…
他でもない皆なら
言わずともわかってくれるかなぁなんて言う甘えがあった。
けど…
日本が解ってくれて
皆が、ちゃんと解ってくれただけで
すっごく嬉しいんだ…
今も、すっごく満たされた気分なんだよ(微笑)
だから…そんなに謝らないで。
私が、めいいっぱい考えてやったことなんだからさ^^」
日本「ケイトさん…」
そう、気持ちを語るケイト
それに対し…
聞いていた日本は?