第46章 3月21日
PM9:30
遺跡
ケイト「では…
改めまして…
すみませんでした!!(土下座」
ロシア「何で謝ってるの?(きょとん」
ケイト「…だって…
皆にひどいこと…
あぁするしかなかったとはいえ…
なんか…
ごめん;(ズーン」
両拳を床に
ロシア「護るように言ってたのって
君が、ここを離れるからなんだよね。
だったら、別にいいんじゃない?」
ケイト「え?」
↑
顔あげる
ロシア「君の判断、正しかったと思うよ^^」
ドイツ「親友を巻き込みたくないという
ただのエゴかと、最初は思った。
だが
俺たちが来ることも見越した上で
全部を護り抜くために
どういう方法が一番なのか
全部模索した上で、決めたんだろう?
お前の机の上を見れば、すぐわかった。
考えられる可能性全てを書き出した紙で
高さ5mにわたる山積み=凄く一杯だったからな;
隠しごとには、全く向かないタイプだな(溜息」
ケイト「グサッ!;)うっ;(汗」
ドイツ「だが…
ケイト「?」
それが、お前らしくもある(微笑」
頬を軽く赤く染めながら
嬉しそうに微笑み、その頭を撫でるドイツ。
ケイト「…(ぽかーん」
日本「とにもかくにも、無事で何よりです//(微笑」
イギリス「それより
一度邪気に陥った体を、どうやって戻したんだ?」
ケイト「その方法も書いてたでしょ?
外から順々に、邪気を浄化していくって」
イギリス「…つまり
内側に凝縮していた聖気を解放し
外に出しながら、ちまちまやってるってことか?;」
ケイト「うん^^」
アメリカ「待った!
おかしい点がある…
君、そんなに汗かきだったかい?」
ケイト「え?何が?」
アメリカ「とぼけるなよ!
君…無理してるんだろ!?
今、この時も!!(真剣」
その肩を掴み
叫び尋ねるアメリカに対し…
そのケイトの汗が…落ちていく…