第46章 3月21日
しかし…
そんな平和な時と同じくして
闇は密かに、刻々と行動していました…
それから…
PM6:00
ある知らせが舞い降りて来ました。
ケイトの存在が
この世界から消えたことを…
ご神木の前
日本「どういうことなんですか!?」
ドイツ「落ち着け日本!」
日本「落ち着いていられる方がおかしいでしょう!!!!」
切羽詰まる日本さんに対し
「まずは、冷静に事に当たる方が先決だ!」
そう言い聞かせるドイツさん。
イギリス「最後は、ここだったんだよな?」
アメリカ「ああ。そうらしい。
…あと、数十分早かったら…」
ロシア「でも
ここで、皆を護ることを頼まれたんだよね?僕たちは」
フランス「じっと待ってるだけか…
兄さん、そんなの趣味じゃないんだけどなぁ~;」
イタリア「もしかして…ご神木が知ってるのかも…」
日本「!!
だとしたら、取る方法は一つです!!
ご神木さん!お願いします!!
ケイトさんの下へ
私たちを送ってください!!!
私たちは、ケイトさんを護りたい!!
少なくとも
その様子だけでも知りたいんです!!
生きているということだけでもいい!!
確認できれば、帰ります!!
お願いですから…(涙」
ご神木へ両手を差し伸ばし
しがみ付きながら頼み込み…涙を流す日本…
それに、ご神木は…
まるで応えるかのように…
すっ(日本が、ご神木へ吸い込まれる)
日本「え?…わあぁぁぁ!!!(青ざめ」
吸い込まれるように
ご神木の中へと消えていき…
皆もまた
同様に吸い込まれて、消えていきました…