第1章 始まり
1814年7月8日、午後。
上海の港で
ようやく船を手に入れた
二人でしたが…
日本「あの…;まさか」
中国「何あるか?日本」
日本「こんな二人乗りの船で
伝説の島へ行くつもりですか?;」
中国「頷)そうある!^^
何かおかしいあるか?」
日本「全体的におかしいです!!;」
中国「?これのどこがおかしいあるか?」
その中国が持っている縄の先にある船は
ただの二人乗りの手漕ぎの木製の船でした。
日本「おおありに決まっているでしょう!!;
変です!!;全体的におかし過ぎます!!;」
中国「そうあるかー?(きょとん」
日本「第一、海を越えるんですよ!!
日本から中国までですら一週間もかかって、
それで、最低でも
二週間はかかるであろう旅ですよ!?
こんな船で行ったら、どうなると思いますか!?;
この夏の季節、台風は必至!!
真東へ行って
伝説の島へ辿り着くよりも前に
死にます!!!;確実に!!!;」
命の差し迫った状況に、
凄まじい勢いで
中国へ全力で迫る日本;
中国「ちょっ;落ち着くある日本!;」
両手でまあまあとなだめようとする中国でしたが
日本「こんなの…「葉で、海を横断しろ」と
言ってるようなものですよ!!!!;」
止まりませんでした;
中国「大丈夫ある!我に任せるよろし!
食材も日持ちするもの選んできたし、
手漕ぎでも交代交代で漕げばいいある!
日本も櫂(かい、今で言うオール)で漕げるし
二人の力を合わせれば、何とかなるある!^^」
拳を握る中国を見て…
日本「その自信は一体、どこから来るのでしょうか;)
…解りました;はあ;(溜息」
中国「いよしっ!^^(拳握る」
『中国さんのことだから、一度言い出したら
もう聞かないんだろうなぁ』と、日本は
内心あきらめながら、その案にのったのでしたとさ