第41章 3月13日
遺跡
大通路
その中、一人歩く日本さん。
日本「ケイトさんのあの言葉…
どういう意味だったのでしょうか?
『私はもう…永くない』
いきなり昼に…
起きると同時に言われた、あの言葉…
あれは…もしかして、予知なのでは…」
イタリア「何独り言してるの~?日本^^」
日本「あ、イタリア君。
いえ…何でもありません^^;」
イタリア「え?
無理してるんじゃないの?」
日本「ギクッ)え。なぜ、そう思うのですか?」
イタリア「だって
いつもだったら、そんな顔して笑わないよ?」
日本「あ…
弱りましたね;(汗」顔逸らす
イタリア「ねえねえ、話してよ~
そうじゃないと解んないよ~」
日本「え、ええと;」
ドイツ「?何をやっているんだ?
日本、イタリア」
プロイセン「?なんか重要な話か?」
日本「ああ。ドイツさん、プロイセン君…
ケイトさんを、見かけませんでしたか?」
ドイツ「?ケイトがどうかしたのか?」
プロイセン「ケイトなら、
『噴水の所で夜空を眺めて来る』って行っちまったぞ」
日本「ありがとうございます!(お辞儀」
ドイツ「待て!」
すぐさま礼をした直後
行こうとする日本さんを引き留めるドイツさん。
ドイツ「…何かあったのか?
ケイトに、何か言われたんじゃないのか?」
日本「…これはまだ、推測でしかありませんが…
3月10日の昼、起きだした直後…
『私はもう…永くない』
そう、呟いたんです。
聞きなおすと、ごまかされましたので…
おそらく、聞かれたくないのだと解ったのですが…」
ドイツ「…そうか。何かあったら、すぐに言え」
プロイセン「俺たちも駆けつけるぜ!けっせっせっ!(微笑」
イタリア「俺も俺も~!^^♪」
日本「はい。よろしくお願いします(お辞儀)
私も…何か胸騒ぎがするんです。
これから…何か、不吉なことが起こるような気が…」
ドイツ「なら、ケイトの下へ早く行って来い!
引き留めて、悪かったな」
日本「いえ。では失礼します(お辞儀」
そうして、走り去っていく日本さん…
噴水広場で横たわるケイトさんに、静かに近付く影…
ざっ
それとは…一体?