第36章 3月3日
AM10:15
伝説の島、北西部
アメリカ「そういえば
結局、当時ロシアからもらったプレゼントって何だったんだい?」
ケイト「写真立てだよ^^
日本の写真を入れて、握ったまま寝たり
その写真にキスしたりさぁ//」
日本「私もしていましたね//」
二人以外『二人っきりの時だけイチャイチャしろ!!;(汗』
なんだかんだで
目的の位置へとたどり着いたようです。
ケイト「ここが、天然塩の結晶場みたいなものだよ」
ドイツ「ほお」
イタリア「うわぁ~綺麗な結晶~^^♪」
ロシア「でも
地球の海って、太古からしたら汚染されていたよね?」
ケイト「その辺は大丈夫。
自然が外界と分けて、結界張ってくれたから^^
だから、生物だって固有種ばっかりなんだよ。
それに、
ここの海や聖気によって、すべて浄化されていて
人や生物による悪影響が、欠片もないようにされてるんだ」
トニー「~~~!」
ケイト「そりゃしょっぱいよ^^;
どっちにしろ、海水はしょっぱいんだから(微笑」
ドイツ「それにしても…何でロマーノが来たんだ?」
ロマーノ「天然塩の結晶を
北西の海岸まで取りに行けって仕事だ、このやろーが」
ドイツ「そうだったのか…」
プロイセン「にしても…おいしそうだな(にや」
ケイト「ワカメを
この天然塩を溶かした
ここのお湯で煮れば、そのまま食べれておいしいんだよなぁ~(じゅるる」
ロシア「じゃあ抜いちゃう?^^」
ケイト「根元から抜くんじゃなくて
葉っぱの方だけを抜いてね。そうじゃないと死んじゃうから」
ロシア「分かったよ^^」
そうしてワカメを切る前
ケイト「…
我が命を太古の昔より生かし続けてくれた命たちよ
その体の一部をもらい受け、ここにまた生かし続けたまえ…」
その祈りに応えるよう
ワカメは自然と揺れながら切れ、ケイトの下へ集まりました。
ケイト「ありがとう^^」
そう微笑んだ直後
ぽおぉぉぉ
聖気を圧縮させて高密度にさせ
神の力=聖力へと変換し
白い光と共に、ワカメの傷も全て元通りにした。
ケイト「ふー(肩を下ろす)
じゃあ食べようか!^^」
ケイトが発した緊迫な雰囲気に
何も言えなかった皆へ、笑顔で問いかけるのだった^^;
生きとし生けるもの全てに感謝すること。
それは、決して欠いてはいけないことなのである。