第36章 3月3日
3月2日PM10:23
神殿前にある階段の下
ケイト「ぶっすーっ!」
そこに腰かけて
ぶんむくれているケイトが、そこにはいた。
『なんか、可愛い//)//』
そう思う周りとは裏腹に
自分だけ酒をほぼ飲めてないことに満足できず
頬を膨らませたまま、皆からぷいっと顔をそらすケイトさん
『なに可愛さ全開でやってんだ!!//;殺す気か!?//;』
ケイト「ツーン」
思わず叫ばれたとしても
無視したままのケイトさんに対し…
日本「ケイトさん、機嫌を直して下さい(苦笑」
ケイト「やっ!(ぷいっ」
日本「ふふっ^^
小さい時から、すねるとそうでしたね^^」
小さい時のケイトさんを
頭の中で思い浮かべながら、日本さんは笑い
ケイトから見て右隣に座り、その頭を優しく撫でました。
ケイト「何がおかしいんだよ(むっすー」
むっすーとした感じに
納得いかなさそうなケイトさんでしたが…
日本「あなたが愛おしいから、やっているんですよ(微笑」
ケイト「!!//
…こっちだって、そう想ってるよ…バカ//(右腕で顔隠す」
そう微笑みかける日本さんに、ケイトさんは思わず赤面し
右腕で顔を隠しながら、左へとそっぽを向いていました。
『なんだ、この愛の劇場は?//;)//』
プロイセン「それはそうと…
優勝賞品のケイトとの三日間の旅だが…
その行先は、一体どこなんだ?」
ケイト「私がいろいろシュミレートしたのに
頑張って計算しながら役割分担して
彫刻の動きにあった衝撃波とか
全部完璧に組み立てたのに(ぶつぶつ」
中国「ダメある;今のケイト、完璧すねすねモードあるよ;」
イタリア「ヴェ;
日本、ケイトを元に戻してあげてよ~;」
ケイト「ぶー」
未だブーイング状態のケイトに対し
日本「いいんじゃないですか?」
イタリア「え!?;」
日本「こんなケイトさんを
相手できるなんて滅多にないんですから^^♪(にっこにこ」
そう言いながらケイトを抱き締め
とっても嬉しそうに、なでなでしまくってる日本さん。
ドイツ「まあな;」
プロイセン「話が戻るのはまだまだ先か;」
イタリア「ヴェ~;」
そうして
機嫌が戻るまで、30分は要したとか^^;