第35章 自然祭
イタリア「うわぁ~。凄い闘いだったからねぇ;」
ドイツ「うむ。ケイトのは左袖がやられているな」
プロイセン「どっちも、利き腕の袖がやられたんだな」
いつの間にか
つい先ほど駆けつけてきたプロイセンさん…
日本の心配をよそに、ケイトさんは…
ケイト「あ~。大丈夫。
私、そういうの得意だから。これ終わったら縫うよ」
イタリア「ヴェ」
ドイツ「意外だな」
日本「いえ。
昔に興味を示したので試しにやらせてみたら…
私よりも遥か高みへと上り詰めて行ってしまいました;(汗」
ドイツ「なんだと!?;」
イタリア「ヴェ!?;」
プロイセン「こいつの裁縫はプロ以上にうまいぜ!
オーストリアが破ったカーテン
縫い跡が見えないほど、きれいに縫いやがったんだ!!^^」
ドイツ「あの時、俺の部屋にまで響いた
凄まじい音の正体は、それだったのか!?;(汗&驚愕」
日本&ケイト『まあまあ』
ケイト「私が直したんだから、大丈夫でしょ?」
ドイツ「ああ;
そのカーテンは、今でも使われている…;(溜息)
すまなかったな、思わぬ所でも世話をかけていて;(汗」
ケイト「気にしなくていいよ^^
長持ちしたんなら、ものだってきっと喜んでるはずさ。
ドイツたちのことだ、大切に扱われ続けているはずだから(微笑」
ドイツ「ケイト…
なんだか…すまん;(汗」
ケイト「なんで謝るの?;」
その時
ドイツさんの脳裏には、
そのカーテンと過ごした日々を思い返していました。
それは…?
足にひっかけたり踏んだり
汚してクリーニングに出したり
犬が噛んで、ぶんぶんしまくっていたり…
などなど…でした^^;
ドイツ「いや…すまん;(汗」
そうして…なんだかんだで、複雑な心情のまま
ドイツさんはケイトさんへ、ただひたすら謝ったそうな^^;
ケイト「?まあいいや^^;
やるからには優勝するぞーッ!!!!(拳振り上げ」
五人『おおーっ!!!!(拳振り上げ』
さあ!
『自然の力、大博覧会』、開催です!!