第35章 自然祭
自然祭
ヴェルシャ語で曰く、ヴァンディーネ
年に一回か、三年に一回執り行われる。
熊などの動物のシガイを食べてよい時
自然から知らせが来る。
それから、肉料理を食べられることに
感謝することを目的として作られた祭り、
それが、自然祭である。
自然から与えられた恵みに感謝するのも、目的である。
日本「なるほど。
つまり、食べてもいいと自然から判断された肉があり
それ故に、
自然祭を執り行わなければいけないという意味でしたか;
しかし…
あなたと戦わなければいけない
という理由には、全くならないと思いますが?;(汗」
ギギギギギ
しのぎを削るかのごとく
日本の日本刀と、ケイトの剣が音を鳴らしていた。
ケイト「え?
だって、この島の肉料理が食べれるのは今日だけなんだよ?
自然に、その成果を見せることもまた目的としているんだ」
日本「ええ!?;ホントなんですか!?;」
ケイト「嘘だったら、こんなことは最初からしない」
日本「あの…;
妊婦が、
その戦いをする戦士に入らないようにすることは
できないんですか?;」
ケイト「無理(きっぱり」
日本「…ダメです!
あなたは妊娠しているんですよ!!??
流産したらどうするつもりですか!!??(真剣」
ケイト「そんな弱い子が
この弱肉強食の世の中を
生き延びられるわけが無かろう!!!
どんなに危険だろうが
生き延びられるぐらいの
しがみ付いていられるぐらいの力を
最初から持たないものは…どっちにしろ死ぬんだ!!(真剣」
ガキィン!!
剣で、日本さんの日本刀を弾きながら叫ぶケイトさん。
日本「!!
そういう考えからの行事でしたか…
なるほど。ですが無茶は」
それに驚きながら言う日本さんでしたが
ケイト「無茶はしない。
ある程度暴れて、それでも大丈夫ならって話だ」
日本「そうですか…」
そういい返すケイトさんに、納得した様子です。
日本「そういうことなら…
解りました。手加減はしませんよ?(真剣&微笑」
ケイト「にや)当たり前だ。
私だって、手加減する気はさらさらない(真剣&微笑」
どちらにとっても譲れぬ戦い…
それが、3月2日PM1:30に開催されるのであった。