第33章 2月11日【日本の誕生日】
~エヴァンの、この島の歴史百科~
エヴァン「今
地球で過ごしている新人類が登場したのが、20万年前くらいでな。
俺たちも、それと同じ新人類だったんだ^^
日本列島に初めて人類が移住してきたのが、約9万年前!
『旧石器時代』と呼ばれてる時代だ。
つまり、四捨五入して
紀元前88000年ぐらいが、その時代の最初だったかもしれない。
縄文以前の9万年前頃から
16000年前の旧石器時代の日本列島では
マンモスやナウマンゾウやニホンシカ、イノシシなど狩猟が生業だったしな。
大型哺乳動物を追い、
キャンプ生活・遊動生活を営みながら
頻繁に移動生活を繰り返していた。
次第に…集落は集いに集い、何千人にも上った。
この島へ渡って着いた当時は、3825人だったかなぁ。
そうして…船で海を出て。
紀元前5万年1月31日…奇跡的に、この島に辿り着いたんだ。
その時からしても…資源がありふれていてだな。
信頼し合えばいいのに、それが難しくて…
ただでさえ食糧を見つけて食べて生きてくだけで精一杯なのに
さらに、ただ生きることさえも難しく…厳しくなってきたんだ。
今からすれば
約30万年前~約3万年前の『中期旧石器時代』の頃の話か」
日本「ええ。
日本では酸性の土壌が多いため、骨などが残りにくく
前中期旧石器時代の遺跡は発見が難しく
数は少ないものの、近年の考古学研究の発展により、
金取遺跡(9~8万年前)から中期旧石器が、
砂原遺跡(約12万年前)では前期旧石器などの遺物が発見されています」
エヴァン「新人類が、日本からこっちへ移住したこと。
たとえ現実にあったとしても、おかしくねぇよな!
前にも言ってた過去全部が、現実味あるし^^♪
ま、事実だから当然だけどな(微笑」
ケイト「これにて講義はおしまい!」
カン!カン!カン!カン!カカン!♪←どこからか拍子木の音