第30章 1月5日
伝説の島
AM8:00
南東にある、吹きっさらしの丘
ひゅう~
イギリス「…
それは、逃げてるのと同じじゃないのか?」
眉間に皺を寄せながら呟くイギリス。
ケイト「…」
それに顔を上げるケイト。
イギリス「…その方がいいって決めつけて、どうするんだよ。
それで、理解を求めなかったら…
何もしてないのと同じじゃねぇかよ…
ずっと…お前の親父や祖父のように
一人っきりのままだろうが…俺は…そんなのはっ(苦し気」
ケイト「…」
それに対し、苦しげな表情をするケイト。
ガシッ!(その肩を、イギリスが掴む)
イギリス「俺は!
お前が知られないままの方が嫌なんだよ!!
苦しかっただろ!?;辛かっただろ!!??;(涙目」
ケイト「…ん。でも…イギリスがいてくれた^^(ぽろっ)
ずっと…一人っきりのはずだった私を…
力が戻るまで、ずっと一人っきりで眠るはずだった
私の未来を
三人は、変えてくれた;…//
それだけで、私は」
イギリス「正直に言え!!!
お前…
今のように戻れなかったら、寂しかったんじゃないのか!?
人間が誰もいない土地、動物たちしかいない土地…
地面は金や銀や宝石だけで
…確かに、人間たちにいつ狙われてもおかしくねぇ!!!
それでも…
それでも!……
俺は!!…ケイトが、このまま…」
そう目頭を押さえるイギリス…
その目には、涙が流れていました。
ケイト「イギリス…今は違う。
皆がいる。私のことを理解してくれてる
今も、ずっと大切に…大事にしてくれている^^
…それだけで、十分過ぎるぐらいなんだ。だから大丈夫だよ^^」
そう、その背を撫でながら抱き締めるケイトに
イギリス「ああ;悪いっ;…
お前が、一番辛いはずなのに;(泣き震え」
優しく、それでいながら強く抱き締めながら泣くじゃ来るイギリス
ケイト「ありがとう…私のために泣いてくれて…
私のことを想ってくれて…本当に、ありがとう^^」
ぎゅぅ~!!
そうして、二人は抱き締め合っていました。
互いが、泣き止むまで…
シーランド(シーランド君は…
一体、どうすればいいのですか?;)←置いてけぼり状態
空気を読んで
ずっと黙ったままだった、シーランド君の運命や如何に?