第28章 1月3日
ヴォルフの家
日本「?ちょっと待って下さい。
5000年前ということは…
紀元前3000年に生きていて覚えているということですよね?」
ヴォルフ「違う!!
ケイトが言ってるのは、約千年前までの情報だ!
今も誰にも負けたことはねぇがな!!^^
はっはっはっはっは!!^^
と、どっちにしろ大して変わらんが
今の俺の年齢は、77歳だ!よろしくなっ^^」
『ええーっ!!!??;』
ケイト「ってことは…祖父上を知っている!!??」
ヴォルフ「ああ。ガキの頃、世話になったぞ?」
『ええ〜っ!!!!;』
身を乗り出して聞くケイトに対し、淡々と答えるヴォルフ。
ヴォルフ「こちとら、7635年生きてるんだ。
紀元前5620年の1月6日に生まれて…
紀元前4000年の2月10日…1620年=17歳まで
若い姿をしたエヴァンに世話になっててだな…
その頃からだったな、色づけに才能を見出されたのは
紀元前3000年の2月10日まで世話になって…逝っちまいやがった;
ぐすっ;
俺ぁ、あいつに大した恩返しも出来ちゃいねぇのによ;」
ケイト「あの…よかったら、写真とかある?」
ヴォルフ「ああ。写真って言うより絵だがよ。
ま、ここでの絵は
写真のように事実のままにかけていれば
褒められる上に、名誉ある図書館に保管されるからな。
一応、複数書いておいてとっておいたんだ。おらよ。
勝手に見て来な^^
その間に、皆が紙に書いた希望通りに色づけしとくわ」
ケイト「おおーっ!!」
イタリア「わぁ〜!ローマ爺ちゃんにそっくり〜^^♪」
ドイツ「いや。目元と髪型が違うぞ;
目元はすっきりしていて鋭いし
髪型はイタリアやローマにあるようなくるんが全くない」
日本「知ってらしたんですか」
イタリア「かっこいいなぁ〜^^」
ロシア「きっと、ケイトちゃんが似たんだね♪」
フランス「目を鋭く凛々しくして
少しだけ、くせっけにした日本って感じか?」
イギリス「そうだな…」
アメリカ「まるでヒーローみたいだな!^^」
ケイトの父親=ヴィッヒも
祖父=エヴァンに似た、顔つきと髪型をしていました。
ケイトもまた
二人に、そこはかとなく似ているらしいです。