第4章 出会い(プロイセン編)
その頃、ケイトさんたちはというと…
プロイセン「けっせっせっせっせっせ!!
これでもう、お前は俺様のものだ!!^^」
そう走りながら叫ぶプロイセンさんに対し
ケイト「うっ;うわああああああああああん!!!!;;」
プロイセン「キーン);うるせぇ!!;
暴れるな!!;泣き叫ぶなぁ!!!!;」
ケイトは泣き叫びまくっていました;
ケイト「日本ー;日本ー!;;日本~!!;;;
日本んんんん~~~~っ!!!!;;;;」
プロイセン「だから泣くなってんだ!!;
…そんなに、日本と一緒にいたいのか?;」
ケイト「ひく;;ぐすっ;;…うん;;(頷」
プロイセン(…ったく。
こんなに泣きはらしやがって;
連れてく気がそがれるじゃねぇか;
…はあ;仕方がねぇか;
ま、命を助けられたしな)
そう考えたプロイセンさんは
おもむろに走るのをやめた後、
肩からケイトさんを下ろしました。
ケイト「え?;(きょとん」
プロイセン「おら、ぱっぱと行け」
ケイト「?…何で?プロイセンさんは?」
プロイセン「あー。その、なんだ。
…お前が、あんまり泣くからよ…
連れてく気がそがれちまった//」
気まずそうに頬をかきながら言うプロイセンに
ケイト「…ねえ、だったらさ…
プロイセンも一緒に遊ぼうよ」
プロイセン「は!?;何でそうなんだ!;」
ケイト「だってさ、キュン太の走りに
あれだけ対抗し続けるなんてこと、
普通じゃ無理だし。強いって解るし。
何より…本当は優しくてカッコいい人だから」
プロイセン「なっ!!??//
本気で言ってんのか!?;
俺は、お前を連れ去ろうとしたんだぞ!」
ケイト「でも、泣いて嫌がったら
下ろしてくれたでしょ?優しいよ^^」
プロイセン「…バカが//
そんなに、信頼してたら痛い目見るぞ;」
ケイト「?何で?」
プロイセン「…無防備な奴だな;
だが、面白れぇ。気に入った!^^)
けっせっせっせっせっせ!!
しょうがねぇから、妹分ってことで
世話見てやるぜ!^^
怪しい奴がいたら、すぐ俺に言え!^^」
親指で自分を指さしながら叫ぶプロイセンさんに
ケイト「うん!^^」
笑顔で頷くケイトでしたとさ。
…さてさて、
日本さんとキュン太さん…
怒りを込めながら
こちらへ近付いてますが
果たして、どうなるでしょう?