第24章 変わらないもの
2014年12月26日AM10:30
中国「ずきずき)うー;頭いてぇある;二日酔いしたあるよー;」
ケイト「はい、飲み薬。
こんなこともあろうかと、
草木がいっぱい生えた所から
飲み薬になりそうなものだけ抜粋して、作っておいたんだ^^
治療専門部隊が作っているんだ^^
基本は、神法で治すんだけど…
その補助として、それを使うことを規定としているんだ」
中国「なるほど…助かったある;
小声で話してくれて、本当に助かるあるよ~;」
ぼそぼそと、頭を押さえながら薬を飲む中国さん…
その隣の日本さんと同様に、弱り切っていますね;
イギリス「つぅ~;頭がガンガンしやがる;」
ケイト「はい。これ飲んで」
イギリス「ありがとな;」
全員に飲み薬を差し出す、ケイトさん
ケイト「全部、ミネラル豊富な水を使って作られているから
体にもいいはずだから…
あとは、ゆっくり休んでて^^」
日本「ありがとうございます(お辞儀)
世話をかけてしまい、申し訳ありません;」
ケイト「気にするなよ。
私にとっちゃ…皆が、笑顔で
幸せで、毎日を過ごしてくれることが、
何よりの『宝物』なんだ^^
だから…気にしないでいいんだよ(微笑」
そう言いながら、
目を細めながら微笑み、
優しい眼差しで、
左手を差し伸ばし、
その背を、そっと撫でた。
小さい時…
遠い昔に
父上と母上に囲まれ、
辛い目に遭ったり、苦しかったり、傷付いたり…
そんな時…二人に
そうしてもらった時のように…
その時が…
とても嬉しく
とても輝いていた。
皆が『笑顔』でいられた、あの瞬間(とき)を…
ここに、再現するかのように…