第23章 聖誕祭
そして…
アメリカさんの提案通り、
WiiでSAMURAIというゲームをして満点を取った後
ヘタリアファンタジアでも、
神法&神器&神獣を使えるキャラを作れるよう
アメリカさんが、アップデートしたとのことです。
まず、キャラ作成の時に、50の質問に答えさせて
それをもとに、『神法&神器&神獣』の『種類&属性』を判定。
ここ(伝説の島)と、
同じことが出来るようになったそうです。
そうして、皆と楽しんだ後…
神殿の最上階のベランダ…
ケイト「…父上、母上、祖父上、祖母上…
私は明日、結婚します…どうか、見守っていて下さい)
この遠い星空の下の名の下に…私は、生き抜いていこう
皆と共に…日本の隣で、一生…何千…何億の時を(微笑」
遺跡の天井にある湖と
ダイヤモンドでできた5mの厚さのガラスを通して
星空を見上げながら
そう、一人で呟くケイトさん…
そこに訪ねてきたのは…
日本「やはり、ケイトさんでしたか…」
ケイト「日本…まだ、眠れないの?」
日本「はい…緊張しているのかもしれませんね//(汗」
そう、
照れ臭そうに微笑みながら話す、日本さんでした
ケイト「日本…私は、一人じゃ生きてこれなかった…
父上も言っていた。
私一人じゃ、絶対にここまで来れなかった。
たとえ敵であっても、味方であっても、関係ない。
一人一人、全てが大事で…尊い命だ。
それを護りたい。
私という存在が、今でありえたのも…そのためだったように。
それを、身をもって示してくれた…父上と母上のように…
それを、
祖父上と祖母上が、父上や国民たちに示したように…
また、紡がれていく歴史の糧となりたい…
でも…きっと、どこかでつまづく。
生きてる限り、それはずっと続いていく。
それでも…」
その時、目を伏せたケイトさんの脳裏によぎったのは…
父上と母上に支えられていた自分、
国民たち、擬人化した国と共に、笑顔で笑い合う過去だった。