第23章 聖誕祭
ご神木の前
ドイツ「で、少し質問なんだが」
ケイト「何?」
ドイツ「…神殿と、ご神木は繋がっているんじゃないのか?」
ケイト「まあ…ね…ご神木が作ってくれて、護ろうとしてくれてるから…
あ!!!;
後で解ったんだけど、勘違いしてたんだ!!;
私、一歳になった3月20日の時に
国民皆に見守られながら、力をもらったから…
3月20日に一歳になったものが力をもらうんだと思ってたんだけど…
一歳になった人が、ご神木の前で力をもらうんだって;」
イタリア「うん。俺も後で聞いたよ~^^」
ドイツ「俺も知っている。責任を感じすぎて、気に病むな。
それが、お前の悪い癖だ」
ケイト「そうかなぁ;」
日本「頷く)はい」
ケイト「…責任を取ろうとするのは、当たり前だと思うけどなぁ。
だって…
行動した本人が取らなきゃ、その行動は一体何だったんだってなるし…
相手に嫌な思いをさせたり、勘違いさせたり…そう言うのを減らしたいから;」
ドイツ「お前の優しさは、よく解っている。
だが、それで自分を責めすぎるなと言っているんだ。
前々から思っていたが、そういう部分が強過ぎるからな(困り顔&溜息」
ケイト「う;ごめん;…それとありがとう。私を想って、言ってくれて^^」
ドイツ「何を言ってる//親友として当然のことをしたまでだ!」
そう恥ずかしがりながら、そっぽを向くドイツさんに対し、
イタリア「ヴェ~♪ドイツが照れてる~^^」
日本「おや、なかなかのレアですね(微笑」
ケイト「そうだね^^」
ドイツ「からかうな!//;」
思わず、いつものドイツさんを思い出しながら
ワイワイと楽し気に盛り上がる四人でした。