第21章 合流
その後の夜…
アメリカさんが眠れないとのことで、
ケイトさんと私は呼び出されていました。
あ、申し遅れました。
今回、解説を務めさせていただきます。
日本と申します。
どうか、よろしくお願い致します(お辞儀)
そしてアメリカさんの泊まっている部屋で…
ケイトさんは子守唄を歌うことにしたみたいです。
ケイト「今から歌うのは、
ずぅ~っと昔からある実話を基にした歌なんだ^^」
アメリカ「へぇ~。楽しみだなぁ~^^(わくわく」
そして布団をしっかり被らせた後…
ケイト「ねんね~ん ころ~り~よぉ おこ~ろ~りぃよ~♪
坊やはぁ 良い子だ~ ねんねし~な~♪」
その部分だけでも、十分すぎるぐらい気分が落ち着き
凄く眠くなって…猛烈な眠気が、襲ってきました。
アメリカ「うとうと)…」
アメリカさんも、今にも眠りそうですね…
しかし、その直後
ケイト「は~やくぅ~ ねな~い~とぉ どうなるかぁ~♪
や~まか~らぁ ヤマ~ンバ 降りぃて来てぇ~♪」
一瞬で背筋が凍るほどの、
おどろおどろしい声色に変わりながら、歌い出しました。
その直後、
映像が頭の中に伝わってきました…
山から白い衣に包まれた
白い髪と、黒い角を生やして
黒い歯と牙をちらつかせた鬼みたいな人が山から下りながら
ケイト「ちぃにくをぉ~ 食らわれぇ~ 死にぃい~たる~♪
坊やはぁ 良い子だ~ ねんねし~な~!♪」
血肉を食らい、死に至る所が見え…
最後の一番低い声による一言の時に、
牙を見せながら迫る所が見えてきました…;
無論…アメリカさんは
アメリカ「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!;;」
眠りにつけるわけもなく、
逆に目がギンギンにさえてしまったということです;