第18章 新たな国民
『その自身が生み出す=人による力と、
この世に存在する自然を扱いこなす=自然による力。
それらを連動させて、互いに高め合うことで
理上(ことわりじょう)、成し得ない力を生み出すこと』
それを『共鳴』という。
そして…
『人の意思が関わってくる『人による力』と、
自然の意思が関わってくる『自然による力』。
それらを意思ごと全て一体化させ、
神と同じ境地の強さに辿り着くこと』
それを『覚醒』という」
フランス「共鳴って、一体どれぐらいの力?」
ケイト「世界を壊すと同時に、生み出せる」
イギリス「じゃあ、覚醒はどうなるんだよ!;」
ケイト「パラレルワールドも含む、
全ての世界を滅すると同時に、生み出せる」
日本「なんて危険極まりない;」
中国「そんな力与えて、壊れたらどうするあるか?;」
ロシア「そうならないように、
周りの自然がある程度押さえ込んでくれてるんだよね?」
ケイト「正解^^
国民は皆、相手の第一系列を見極める時、
相手の体から出ている、僅かな『自然の力』の属性を感知して
どういうタイプなのかを見極めているからな」
イタリア「それで、すぐに解ったんだ…」
アメリカ「これで、問題は解決なんだぞ!^^
そうだ!謎は解ったことだし、今すぐ教えてくれないかい!?
この国の文化を!!伝統を!!^^(両手を広げながら」
ケイト「いいよ^^
まずは宮殿に帰って、昼ご飯を一緒に食べながらね(微笑」
プロイセン「けっせっせっせ!!いいな。
ちょうど昼飯時だぜ^^」
ハンガリー「そうね。オーストリアさんも待ってることだし」
スイス「行くぞ。リヒテン」
リヒテン「はい、兄さま(微笑」
スペイン「昼ご飯か…どんなご飯か、楽しみやな^^ロマーノ♪」
ロマーノ「知るか、こんちくしょー」
イタリア「万歳)わぁ~い!!パスタァ~!!^^♪」
ドイツ「さあ、出発だ!!」
そうして、
皆は神獣の背に乗り
遺跡へと帰って行きましたとさ。
第18章、おしまい♪