第18章 新たな国民
遺跡
コトフ「そうそう。どうせなら、ご神木に行った方がいいよ?
色々と大変だからねぇ」
ハンガリー「え?何がですか?」
コトフ「ここはね、すっごく広いの。
歩いて行ったら、疲れるばっかりなの。
だから、今空を飛んで移動している皆みたいに飛んだり
神獣に乗って行ったりした方が、よっぽど早いのよ」
ハンガリー「へえ。そうなんですか」
オーストリア「…ハンガリー、
あなただけでも、いってきたらどうですか?」
ハンガリー「え?でも、オーストリアさんは」
オーストリア「私は、外を見回るつもりはほとんどありません。
のんびり本を読んだり、お茶をしていますよ。
たまにしかない休暇なんですから、いってらっしゃい(微笑」
ハンガリー「ぱぁ)はい!^^ありがとうございます(微笑」
コトフ「じゃあ、ご神木の方にでも行かないとね」
そして指を鳴らすと、
コトフさんの神獣『鳳凰』に乗せられて、ご神木へ…
それから…
ハンガリーの神獣は、白い洋風の竜(全長3m)。
属性は火と風。
神器はフライパンでした。
ハンガリー「!…何奴!!」
そう叫んで、左方向へ構えた直後
どっごぉーん!!!!!!
プロイセン「けっせっせ。なかなかやるじゃねぇか!」
イギリス「お前もな(微笑」
微笑み合いながらぶつかり合う二人が来ました。
ハンガリー「!…あなたたち」
プロイセン「お。ハンガリー、久しぶりだな。
まさか、そのフライパン…お前の神器か?だっせぇー(によによ」
ハンガリー「ピクッ)あら…
あなたの、そのダサい剣には言われたくはないわね(微笑」
プロイセン「その台詞、そのまま返してやるぜ!構えろぉ!!」
ハンガリー「私が正しいということ、思い知らせてくれるわ!!」
そして睨み合うと同時に…
イギリス「お、おい?;」
イギリスの一声を引き金に、二人は戦い合いました。
コトフ「あらあら;普通、火を持つ者同士は共感すれば
凄く仲がいいんだけど…仲が悪い所はとことん悪いからねぇ;(ひきつり笑い」
イギリス「…;一体、何しに来たんだ?;…俺;」
一部、呆然とする人たちでしたとさ。