第14章 復活
その邪神の一部である闇に対し、銃を撃つも
全く効いていないかのように、それは皆を見据える。
ケイト「…でやぁっ!!」
ゲシィッ!!
『ぐっ』
それに対し、
ケイトは、蹴りをいれた。
無論、『光』と『神の力』の両方を込めながら…
それにより、それは地に伏した。
ケイト「ぜぇ。ぜぇ」
ロシア「ケイトちゃん、怪我してるのってどこ?
これ、包帯代わりになると思うんだけど」
そう言いながら、
大事なマフラーを差し出す。
ケイト「バカヤロウ…それは、大事なもんだろ」
ロシア「ケイトちゃんの命の方が大事だよ^^
それに心配しないで。洗えばとれるでしょ?」
ケイト「…ありがとう(微笑)
日本…皆連れて、逃げて欲しい。
アメリカ「何言ってるんだい!!??」
イギリス「そうだ!お前を置いて」
それしかないんだ!!!」
中国「それで生き残ったとして、何の意味もねぇある。
ケイトがいない世界に、
我(わたし)達は生きようとは思わねぇあるよ」
日本「ケイトさん…すみませんが、お断りします。
皆で、一緒に生きましょう。どんなことがあっても…」
ケイト「…皆…」
イタリア「俺たちは、いつでも一緒だよ!^^」
ドイツ「そういうことだ。逃げる奴が、一人としていると思うなよ?」
フランス「そうそう。悪いけど、俺たち…
ここから逃げるつもりなんて、微塵もないからね(ウィンク」
ケイト「ありがとう(微笑」
苦しそうな、嬉しそうな
そんな微笑みを浮かべながら
ケイトは、未だ地に伏していた邪神の一部を見据えた。