第12章 探検(上陸)
ドイツ「…;お前の優しさは、お人好しを越えて
慈悲深過ぎる;」
日本「ドイツさん、だからこそ王たる人物なのだと思いますよ;
神の力を持つことを許されたのも納得がいきます;
間違ったことに使えば、世界は消滅しますので;」
ドイツ「…それもそうだな;
ケイト、俺達がカバーするから、安心して今まで通りふるまえ」
ケイト「了解!^^信じてるよ!^^」
その直後、間髪を入れずに
中国「我もあるよ!^^」
ケイト「ありがとう、中国~!(微笑」
ぎゅぅ~!!
日本「私もですからね!」
ケイト「ありがとう、日本~^^」
ぎゅぅ~!!!!
中国「日本!お前だけ抱き締めるの強くてずりぃある!!
交代するよろし!!」
日本「いやです!ケイトさんは一生私のものです!!」
ギャーギャーギャーギャー!!!!
ドイツ「また言い争いが始まったな;)…;きるぞ;」
ツーツー。
ドイツ「イタリア、一つ解ったことがある」
イタリア「何ー?ドイツ?」
ドイツ「ケイトのあの
『人を信じて疑わない上に、その全てを受け入れる優しさ』は
一生、変わりそうもない;」
イタリア「昔からそうだよね~^^」
ドイツ「まったくだ;(溜息」
イタリア「でも、それだからいいんだよ~^^」
その言葉に、
ドイツ「…そうだな(微笑」
俺は一瞬、あっけにとられながらも…
自然と、笑顔が浮かんだ。