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青春のノスタルジー

第21章 フラミンゴ


えっ、渋谷さん?

これって....


渋谷「....ずっとおれんで、ごめんな...」


渋谷さんは、私のおでこにキスをしてくれた。
長い時間....


渋谷さんの気持ちが流れてきた。


「....渋谷さん」


私のおでこから渋谷さんの唇が離れた

私は涙を堪えて、彼の鼻をつまみました。



渋谷「いてぇーーっ!!!!!」



彼が大声をあげ、フラミンゴが驚いて暴れだした。

私はすました顔で彼に言ってやりました!



「謝ったらこうや!」



そんな私の顔を見ると、渋谷さんは鼻を抑えて


渋谷「アイドルの顔を傷つけるとは、ええ度胸やな」


と笑ってくれた。


「頑張って下さいね!私、応援してるので..」


私の精一杯の強がりだった。


渋谷「おん、ありがとうな...」


そう、言うと、


渋谷「....じゃ、行くわな」


「はい!」


私は、元気に返事をした。


その声を聞き、彼は安心したように微笑み、後ろを振り返り、一人で動物園を出て行った。

私は一人で、フラミンゴの前で涙を止める事が出来ずに、うずくまり泣き続けた。



渋谷さん....

止めたら、困りますよね、

本当は止めたかったんですよ....

すごく....

あと、私.....

貴方に、まだ言ってないんですよ

私の気持ちを.....

私、貴方が好きなんです...って、

聞いてもくれないなんて...

やっぱり意地悪な人ですね...
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