第47章 1st Anniversary*高尾*
*おまけ*
「…こんな素敵なものの後に渡すの申し訳ないんだけど…。」
恐る恐る彼にプレゼントを渡した。
「うわぁ!腕時計じゃん!すげーかっこいい!!」
瞳をキラキラ輝かせて、自分の腕につけて嬉しそうな彼に一安心。
「似合う似合う??」
「うん、かっこいい!…実はね。」
私は自分の手首を彼に見せた。
「お揃いなの…その時計。和くんアクセサリーつけれないけど、腕時計なら毎日使ってもらえると思って。」
そう言った瞬間、彼の顔にぶわっと赤が広がった。
「ちょ!名前ちゃん!そんなサプライズずるいって!」