• テキストサイズ

黒子のバスケ*Short Stories

第45章 9月9日*桜井*


「え?」

良くんはキョトンとした顔で、私を見つめた。

「良くんいいところ沢山あるのに勿体ないよ…。私は今の良くんを好きになったんだよ?人から好かれるほど素敵なんだから自信持っていいって!」

思っていたことを全部伝えてしまった。

恐る恐る彼の方を見ると、頬を真っ赤に染めてはにかんでいる。

「…付き合うことになった時も僕なんかでいいの?って思ったんだ。でも、名前ちゃんがこんな僕に好きって気持ちをいっぱい伝えてくれるのがすごく嬉しい…。」

彼はそう私に伝えると、照れたように柔らかく微笑んだ。

「私は良くんにいつも幸せな気持ちにしてもらってるよ。…これからも宜しくね?」

「うん!」

いつもよりの沢山の彼の笑顔。

誕生日を幸せで満ち溢れた日に出来たかな?
/ 445ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp