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黒子のバスケ*Short Stories
第43章 甘い時間*紫原*
明日は久しぶりのお休み。
「敦、明日何かしたいことある?」
練習後の帰り道にそっと尋ねてみた。
「うーん…。甘いものいっぱい食べたいかもー。」
そう言いながら板チョコにかじりつく敦。
…敦の身体はお菓子で出来てるんじゃないかな。
「…!じゃあ私いいところ知ってるんだ!明日行ってみない?」
「いいよー。お菓子食べれるー?」
「敦の好きなだけ!」
「行くー!」
もう。
なんて可愛い顔するの。
私よりもずっと大きい男の子なのに。
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