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ぼくの歌舞伎町日記の新たな真実

第1章 隠密行動


僕は? いや私というべきなのだろうか?

空「本当に分からないんです、どうして男装してたのかも」

新八「記憶喪失かもね」

銀時「面倒くせぇなぁ」

神楽「可愛いアル、友達になろう」

新八君は笑って言う。

新八「神楽ちゃんもう、この万屋に来た時点で僕ら友達だよ」

なんて暖かくて、優しい人達なんだろう。

銀時「お前さ、このスケッチブックで思い出せねぇか?」

少しでも思い出せないかと?

空「いえ全然、それより外に行って働いてきます」

そうだ皆んなに甘えちゃいけない。

男装をして街をウロウロするけど、仕事すら見つからないよ。

???「空? こんな所で何やってるんだ?」

振り返ると土方さんが、口にタバコを吸いながら制服を着て僕の方に歩いてくる。

空「仕事を、あの土方さん何かお手伝いすることありますか?」

土方「手伝い? 見回りだから何もねぇよと言いたい所だが、一人より二人の方が視界も開けて見えそうだ」

空「じゃあ見回り一緒に行ってもいいですか?」

土方「あぁ構わなねぇぜ」

一緒に歩いてると土方さんは何やら、写真を取り出して街の人に聞き込みをしていた。

空「土方さんその写真は?」

土方「これか? 隣の国のから依頼者今5カ国で探し回ってる嬢ちゃんらしい」

写真を見せられると、今朝鏡に映っていた僕に似てる。

土方「どうした?」

空「いえ、土方さんはその女子を見てどう思いますか?」

土方「そうだな、よっぽど家が窮屈で抜け出して大騒ぎになってるとんだ迷惑なガキだな」

子供扱い

他人のハズ?

何だろう胸にグサっときたのは。
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