第5章 純白の存在
土方「おい、その売りとはなんだ?」
やっぱわかんないよね……
『え~っと自分の身体w「なぁ沖田!!!
今すぐ俺と勝負しねぇ?」
おい!!!海斗!!
沖田「あっうん。別にいいけど・・」
沖田の返答後、何故か海斗が
話す隙を与えないくらい話し続けていた。
土方は私をずっと見ている。
さっきの言葉が気になるんだろう。
斎藤も若干こっち見てる。
沖田も海斗と話しながらね……
教えたらヒくかな?
まぁいっか、私には関係ないし。
『…………………』
私は黙って立って静かに
部屋を出て行った。
視線をたくさん浴びながら……
海斗と陸斗が悲しい瞳を
私に向けているなんて
私にはわからなかった。
そう言えば私普通にみんなと話せてる…
部屋から出た私の身体を
太陽の光が眩しく照らした。
『どうして・・私は・・』
嫌だ……
みんなが綺麗だから………
私が汚しそうで………嫌だ……
『こんなにも汚いのだろう・・』
私は自身の両手を見つめながら呟いた。