第4章 裏と表と誠の意
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部屋から出た私達には
ある処遇が決められた。
私はみんなの小姓。
そして陸斗と海斗は隊士。
私も隊士がいいと言ったが
土方が容姿が女なんだから無理だろと
何故か怒られてしまった。
あぁ~小姓か~
斎藤「ここが、お前の部屋だ。」
斎藤が私を見て言うから
私の部屋なんだろう。
てか、名前言ってよ!!!
『同室でも良かったのですが…』
海斗「それは絶対ダメだ!!!」
後ろで声を張る海斗とそれに
頷く陸斗に溜め息を吐いた。
斎藤「好きに使え。」
『すみません、斎藤さん……
本当にありがとうございます!』
私は深々とお辞儀をした。
斎藤「……………………。」
『…………では失礼します。』
そう言って私は中に入り襖を閉めた。
陸斗「どうなさいました?」
陸斗の声が縁側から聞こえ斎藤が
いいや、何でもないと言って
廊下を歩き出し二人もそれを追っていった。
斎藤って奴……………
………気づいたか……?