第10章 嵐に添い寝
あの告白の日から数日。
はじめはどうなる事かと思ったけれど、特に今までと変わらず過ごしている。
会う度に何かされないかビクビクしてたけど、特に何もなく。
ひょっとして、あの告白は私の夢なんじゃないか…、そう思い始めた頃次の撮影が決まった。
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「次のテーマはズバリ、添い寝です」
結衣
「添い寝?」
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「はい。嵐の皆さん一人ずつと一緒に寝てもらいます」
い、一緒に寝る!?
それって同じ布団に入るって事だよね。
大丈夫かな(汗)。
AD
「同居がウリなんだからやっぱり就寝シーンはとっておかないと!」
ADさんはノリノリだ。
…まぁ、なんとかなるか。
あれから特にセクハラされたりもないし、今回も何事もなく終わるでしょ。
そして皆が帰ってきて、撮影がはじまった。