第6章 嵐の飲み会
[翔side]
やっぱりいきなりピザ食べたいなんて無理だったか…。
そう落胆していた俺の前に、結衣ちゃんは小さいピザをたくさん持ってきた。
翔
「何これ?一口サイズ?」
結衣
「えっと、材料なくて普通のは作れなかったので…、生地を餃子の皮風にしてミニピザにしてみました」
餃子の皮…。言われてみればそんな感じだな。
結衣
「ごめんなさい。今度また材料そろえてちゃんとしたピザ焼きますから、今日はこれで我慢して下さい」
俺は試しに一つ食べてみた。
翔
「ウマい!」
結衣
「良かった♪おつまみだったので、生地は厚くしないでパリッとしてみました」
正直全く期待してなかったので驚いた!
すげ~嬉しい。
抱きしめてキスしたい…。
でも我慢ガマン!
まだ飲み会は始まったばかりなんだから、暴走しないようにしないと…。
もう少し酔ったら、ドサクサでしてもいいかな(笑)。