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【黒バス】淡色の夢
第4章 雨の降る夜に
~弟サイド~
外はすげー雨みたいだ。雷も遠くで鳴ってるみたいだし。
それを見てた姉ちゃんは怖くなったのか俺のそばから離れない。
怖くないふりしてる姉ちゃんは何か可愛く見えて仕方ない。
「なんだ姉ちゃん、怖いのか?」
怖いのバレバレだっつーの。
「大丈夫・・・です・・・」
瞬間、近くで鳴った雷に涙目で耐える姉ちゃん。可愛すぎだろ。
「ははっ!俺がいるから大丈夫だって!」
耳をふさぐように抱きしめてやると安心したみてーだ。恋人同士だったらこんな感じなんかな。
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