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【黒バス】淡色の夢

第4章 雨の降る夜に


~姉サイド~

カーテンの隙間から外を覗くと、ものすごい勢いで雨が降っている。
遠くで雷も鳴っているらしく時折空が明るくなる。・・・こんな天気は苦手だ・・・
平然と雑誌を見ている和成のそばに寄り添って平静を装ってみるけど・・・
「なんだ姉ちゃん、怖いのか?」
すぐに見抜かれてしまう。
「大丈夫・・・です・・・」
そんな時に限って大きな雷が鳴ったりして、びくついてしまう私。
「ははっ!俺がいるから大丈夫だって!」
そう言って耳をふさぐように抱きしめてくれる和成に安心してしまう私って・・・姉失格かな・・・
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