イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第6章 勉強会【遊び人宮廷官僚レオ/R18】
「ブラウスを脱がせる時は、
こうやって後から抱きしめるように
優しくボタンを外す」
始まった講義を
若い貴族たちは熱心に聞いていた。
官僚として執務室に籠っているとは思えない
逞しく長い指先が
丁寧にボタンを外していく…
[今日は…ブラウスの下に、
もう1枚レースのシャツを着てるから大丈夫。
寒くて良かった…]
「それから、脱がせる時は…」
レオはそう言うと
サラの項の辺りにちゅっと口づけ
そのまま首筋に
舌を這わせた。
『っ……』
サラの体が思わずびくりと震える。
「項や耳なんかを
愛撫しながら脱がせてあげると効果的だよ」
レオの唇と舌は
触れるか触れないか
曖昧に首筋を滑って行く。
[なに…これ……肌が…痺れる…
レオ………上手…///]
サラの焦れたように細められた目を見ながら
レオは
ゆっくりとボタンを外していった。
[声…出そうっ///
講義の途中なのに…]
レオのあまりの上手さに
声が漏れそうになった頃…
全てのボタンを外し終えたレオが
「あれ?下にもう1枚着てるんだね。
だったら…」
そう言って
すっとサラから離れた。