イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】
第3章 衣装【お色気教育係ジル/R18】
『……っ……いえ…』
[……逆らえないっ…]
サラは
ジルの視線に晒されながら
おずおずとワンピースを脱ぎ始めた。
[ジルが……
こんなに近くで…
ジルが…見てる………]
心臓が
飛び出しそうなほど
大きな音を立てる。
仕切られた空間は
ジルの執務室だけあって
とても広いはずなのに
何故か狭く感じて……
ワンピースを脱ぎ終える頃には
恥ずかしさで、顔が火照り
くらくらと眩暈がしていた。
淡いピンクの
清楚な下着が晒され
サラは腕で必死に隠そうとする。
が
ジルは顔色一つ変えずに告げる。
「下着もです」
『……っ……こ…これを脱いだら…』
[ジルに、全部見られてしまう……っ]
恥じらうサラの様子に
ジルは
妖しく口元を緩ませて。
「…あなたは、よほど私の手を煩わせたいようですね。
ご自分で脱げないようなら
お手伝いいたしましょうか?」
『……っ………
自分で…
自分で…出来ます………』
サラの羞恥心は煽られていく……