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イケメン王宮◆イケメンがみんな悪かったら【R18】

第1章 序章


サラはベッドの上で瞳を閉じたまま
まだ、ぼんやりとしていた。


プリンセスに選ばれて、数日。
慌ただしい日々が続いていたせいか、
ゆっくり休むようにと
昨夜は早めに床につかせてもらえたので
とても爽やかな気分だ。


[王宮の事とか
作法の事とか
何も知らない私に
みんな、本当に良くしてくれる]


サラがいつものように
感謝の気持ちいっぱいで目を覚まし
目映い朝の日差しの中、
ふと、視線を向けると………


『………え!?』


テーブルを囲んで
話し合いをしているらしい
複数の人影が見えた




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